2013年3月20日水曜日

ホームベーカリー/西洋の食卓に根づいた、日本の技。

http://panasonic.co.jp/ism/bakery/index.html

平鍋健児さんのtweetを見て読んだ記事を紹介します。



現在、僕はメーカー系企業で働いています。お仕事は製品開発。

子供の頃、「LEDゲーム機」を買ってもらい、分解して基盤やLCD画面を見ながら、「この機械の上で動くプログラムを作ってみたい!」との強い願望が実現となり、独立系の中堅ソフトウェアハウスに就職。夢を叶えることができた。

それから、17年。
今度は「製品の仕様から携わりたい」との思いが強くなり、上流工程のお仕事ができるメーカー系企業に転職しました。

ある意味下請け的なお仕事しかしらない中で、いきなりメーカー系企業に転職し、その業務範囲の広さと、考えなければならない事柄の多さに驚きました。

でも、ソフトウェアハウスで足りないと感じていた事が実現できて、日々充実しています。


さて。

先の記事を読んで思った事は、「自分のやっているお仕事を、とても上手に説明してくれる記事だな」と思いました。

会社では、ソフト屋さん、ハード屋さん、営業さんが協力してそれぞれの役割を果たし、製品開発に取り組んでいます。先の記事ととても似た状況です。

この記事を読んで、僕が一番理解して欲しかった事が1つあります。
それは、「正解を自分で見つけなければならない」という事です。

お客さんが買って下さる製品を開発するためには、お客さんに「何が欲しい?」と聞いてもダメなんです。「これこれ!これが欲しかったんだよ!」と言って頂けないと、買って頂けません。

で。

世の中で売れている製品を、同じ値段/同じ機能で発売しても、売れる可能性はとても低いのです。

だから、何が売れるか自分で考えて、それが市場で受け入れられるか調査して、「これで行ける!」というストーリーを自分で作り出さなければならないのです。

そして、「これで行ける!」というゴールが設定できれば、次は実現手段を考えなければならない。この記事では、「ゴールへの道程」が記されているのですが、世の中に無い製品を作り出すことは、並大抵ではない、ということを実感頂けるのではないでしょうか。

そういう目線で、世の中の製品を見ると、新しい発見があるかもしれませんね。


2 件のコメント:

  1. 今月で終わりますが、製品開発のお手伝いをしていました。
    そこの、お客さんに届けたい言葉ですよ。かなりの片思いというか肩重いで終わりましたw

    返信削除
    返信
    1. Fukanoさん、コメントありがとうございます。
      そうですね、僕も自分の戒めとして心に刻みたいと思いました。

      削除