2011年11月30日水曜日

ProjectFacilitation

アジャイルというキーワードに関連性の高いのが、「コーチング」と「ファシリテーション」。

いずれも、協会や団体が存在し、様々な形で活躍されている。




僕が「ファシリテーション」という言葉を初めて聞いたのが、忘れもしない2004年、生まれて初めてアジャイル系のセミナーに参加した時だった。

その時、「ファシリテーションとは、会議を円滑に実施するための手法」としか紹介されていなかった様に思う。

その2年後、MIXIで知り合った方に誘われ、プロジェクト・ファシリテーション・プロジェクト関西(PFP関西)さんのワークショップに参加し、強烈なカルチャーショックを受けた。あの時の衝撃を、未だに忘れることができない。



初めて参加したワークショップで、アイスブレイク、巨大フセン、巨大ペン(プロッキー)が出てきて驚いた。更に、他の会社の方といきなり議論するとか、自分の意見を熱心に聞いて下さったり、自分の気づかなかったスゴい意見を聞けたりと、会社でプログラムを作っているだけでは決して体験できないことの連続で、「こんな世界があるなんて……」と、心の底からカルチャーショックを受けた気分だった。

その頃、ソフトウェアハウスでプログラムを作ることしかしらず、いつのまにか現場リーダーになり、「コミュニケーションの重要性」に気づき始めた頃だった。

それまでメンバーのモチベーションアップ方法と言えば、「笑わす」とか「叱らない」とか聞きかじった「コーチング風のコミュニケーション」しか知らなかったが、PFP関西のワークショップに参加し、様々な技を体得した。
  • フセン
  • プロッキー
  • アイスブレイク
  • マインドマップ
  • 見える化
  • ニコニコカレンダー
  • ふりかえり(KPT)
中でも、「ふりかえり」(KPT)は本当に最強のツール。自分が急激に成長できたのもこのツールのお陰である。



最近、公私とも忙しく、PFP関西さんから足が遠ざかってしまっていたが、僕はこのカルチャーショックを、もっと多くの方に分けて差し上げたい気持ちで一杯である。

次回開催予定のワークショップに、その気持ちを込めたいと、願っている。


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